頭を悩ますゴキブリ退治…。
せっかく駆除してもすぐまたご対面。
もうなんとかしたい!
そんなゴキブリ退治に最もおすすめなのがブラックキャップです。
簡単に使用でき、一番の魅力はなんと巣ごと壊滅させられるんです!
しかし、設置場所や効果など気になることも多いですよね?
今回はブラックキャップの効果を最大限に発揮する、正しい使い方と注意点を解説していきます。
これでゴキブリともおさらばできますよ。
ブラックキャップとは?主な種類と使い方
ブラックキャップとは、ゴキブリ専用の駆除エサ剤です。
毒のエサをゴキブリが食べることで駆除します。
でも本当に食べるのか心配ですよね?ブラックキャップは半生エサなので食いつきが良くしっかりと食べてくれますよ。
ブラックキャップは主に3種類あります。
- ブラックキャップ
- ブラックキャップ スキマ用
- ブラックキャップ 屋外用
いずれも効き目は1年間です。
以下に詳しく説明します。
ブラックキャップ
12個入と18個入の2種類あります。
黒いドームのような形状なのには意味があって、暗闇好きなゴキブリが入り込みやすいのです。
360度侵入可能なのも、エサに誘い込みやすい工夫ですね。
設置範囲 | 10㎡に1~2個 |
設置場所 | 台所周辺、流しの下、引き出しの中など |
ブラックキャップ スキマ用
16個入で、狭い隙間に設置しやすく薄い形状。
厚みがないので冷蔵庫や洗濯機の下、食器棚の裏などの狭い隙間にも使用可能です。場所を選ばないので重宝しますよ。
設置範囲 | 10㎡に2~4個 |
設置場所 | 冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機などの下や隙間 |
ブラックキャップ 屋外用
8個入。動かないように固定できるシールが付いています。風で動いたりせず、壁などの側面にも付けられるのは便利ですね。
耐水性があるので雨にも強いです。
設置範囲 | 5㎡に1~3個 |
設置場所 | 玄関・ベランダ・窓・室外機や鉢植え付近など |
ブラックキャップの効果とは?ゴキブリ対策の最強アイテムって本当?
ゴキブリ駆除には殺虫スプレーやバルサンなど、様々なアイテムがありますよね。その中でも最強なのはブラックキャップと言われています。なぜでしょう?
理由は以下の効果が挙げられます。
- 設置した日から効果がすぐに現れ、毒エサを食べたゴキブリを速効駆除。
- 毒エサを食べたゴキブリの「フン」や「死骸」を食べたゴキブリにも効く。
- 毒エサは5時間〜1日かけて効くので、巣で死ぬことが多い。巣の中で死んだ場合、連鎖的に効果が現れ巣ごと駆除できる。
- 新たに外から入ってきたゴキブリを駆除し続けられる。
- 大型ゴキブリや薬剤抵抗性ゴキブリにも効く。
一時的な駆除ではなく継続的に働き続け、毒エサを食べたゴキブリ以外にも効果があって巣ごと駆除だなんて、最強というのは間違いなさそうですね。
基本的にはゴキブリ専用!ゴキブリ以外の虫にあまり効果なし
ブラックキャップはゴキブリ専用の駆除剤です。
基本的にゴキブリにしか効果を発揮しませんので、他の虫を駆除したい場合は効果を謳っているスプレーなどを使用しましょう。
ブラックキャップの効果的な置き場所4選
ブラックキャップは置く場所が大事です。
ゴキブリは湿気を好むので、水回りは必須!
また、暗い場所やエサのある場所には出現しやすいです。
ゴキブリを見かけることが多かったり、よく通る場所に設置すると良いでしょう。
外からの侵入ルートにも忘れずに!
これらをふまえた、効果的な置き場所のおすすめ4選をご紹介します。
- 台所
- 洗面所
- 玄関
- ベランダ・庭
それぞれの詳細な置き場所は以下の通りです。
台所
- 冷蔵庫の下や裏
- 流しの下や引き出し
- 電子レンジの下や裏
- ゴミ箱周辺
- 食器棚の中や裏
- シンク周り
洗面所
- 洗濯機の下や裏
- 洗面台の下
玄関
- 靴箱の中
- 四隅
ベランダ・庭
- 室外機の下
- 植木鉢の周辺
置きすぎは逆効果?おすすめの数は12個
ブラックキャップを置くと、エサに誘われてゴキブリが増え逆効果にならないか心配ですよね?
ブラックキャップの匂いの効果は半径1〜2m程度しかなく、遠くから引き寄せることはありません。
そのため、たくさん置いた方が効果は高いとされ、12個全部使い切ることが推奨されています。
しかしあまりにも多く置きすぎたり置く場所が悪いと、ゴキブリが集まってくる要因にもなりかねません。遠くから引き寄せなくても、近くからは引き寄せます。窓際にたくさん置くようなことは危険です。
また、置きすぎたことによって置いた場所を忘れてしまうと、期限切れで駆除の効果がなくなり、ただのエサになってしまいます。そうなると完全に逆効果、恐ろしいですね。
出現しやすい効果的な場所に多く使用するようにしましょう。
ブラックキャップを使用する上での注意点
ブラックキャップの効き目を保つために注意する点がいくつかあります。
設置する際は以下の5点に気をつけましょう。
- 水に濡れない場所に設置
- 期限切れに注意
- 置き場所を忘れないようにメモ
- 殺虫スプレーを使用しない
- 子供やペットが触れない場所に設置
1.水に濡れない場所に設置
毒エサは水に弱いため、直接水のかかる場所には設置しないよう注意してください。
屋外用は耐水性があるので雨が降る程度は問題ありませんが、水に浸るような場所はやめましょう。
2.期限切れに注意
ブラックキャップの使用期限は1年間です。
期限は絶対に守りましょう。
期限が切れると毒の効果はなくなり、エサとなってしまいます。
リマインダーなどで通知されるように設定しておくと良いですよ。
3.置き場所を忘れないようにメモ
設置から1年も経つと、どこに設置したか忘れてしまいます。
せっかく期限を覚えていても、場所を忘れて回収し忘れるのは困りますよね。
そうならないように置き場所をメモしておくと安心ですよ。
4.殺虫スプレーを使用しない
ブラックキャップを設置した部屋で殺虫スプレーを使用すると、仕掛けたブラックキャップにもスプレーの成分が付いて、ゴキブリが寄り付かなくなります。
ブラックキャップの効力を十分に発揮させるためにも、殺虫スプレーの使用は我慢しましょう。
5.子供やペットが触れない場所に設置
毒エサに触れたり舐めたりする程度であれば問題は無いですが、食べると害になる危険性があります。
念の為、子供やペットの手が届かない場所に置くようにしましょう。
ブラックキャップについてよくある質問
Q.ゴキブリの死骸を見たくないのですが…
A.ブラックキャップの毒エサは時間差で効き始めます。
5時間〜1日かけて効くため、巣まで戻ってから死ぬことが多いです。
まれに巣にたどり着く前に死ぬこともありますが、ほとんどの死骸は目につくことがありません。
少し安心ですね。
Q.ブラックキャップの捨て方を教えてください
A.プラスチックごみとして廃棄してください。
エサが残っていても、未使用でも分解せずそのままプラスチックごみで問題ありません。
各自治体の分別に従ってください。
Q.人体やペット(犬や猫など)への影響は?
A.触ったり舐めたりしても特に問題はありません。
食べてしまった場合は2個までであれば、水や牛乳を飲ませて様子を見てください。
3個以上であれば水や牛乳を飲ませてから、フィプロニルが入っている薬品を食べたことを医師に伝えて診察を受けてください。
構造上、毒エサが口に入りにくいので、過剰に気にしすぎる必要はありませんよ。
乳幼児がいてどうしても気になる場合は、絶対に手に触れない場所に設置するか、使用をやめましょう。
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