春にベランダで洗濯物を干していると、いきなりハチが現れてびっくりして慌てて部屋に逃げ込んだという経験はありませんか。それが一度であればまだいいのですが、そのようなハチは数日経ってからまた同じ場所に来る場合があります。その理由は、ハチの生態にあるのですが、春の時期に単独で行動しているハチは女王蜂で、繁殖を開始するために作るハチの巣に適した場所を探しに来ていることが多いのです。夏になると一気に卵がかえって働き蜂が増加してしまい大変なことになるので、春のうちから対策を講じることが大切。ご自分で簡単にできる方法は、木酢液(または竹酢液)というガーデニングなどに使われるものを利用すること。ハチは焦げたようなニオイが苦手なため、これらが良く効くそうなのです。実際に春にハチと遭遇して困っていたので、洗濯物を干す前に毎回ベランダに竹酢液を吹きかけるようにしたところ、夏を迎えた今でもベランダでハチに出会うことはほとんど無くなったという報告もあります。女王蜂だけでなく働き蜂の活動が活発になる夏が来る前が勝負なんですね。とはいっても今ハチの巣が出来てしまって困っているという方は、スズメバチなどの獰猛な性質を持つ種類である可能性もありますので、決してご自分で退治しようとはせずに当サイトまでお早めにご相談ください。